クラウド&エッジコンピューティングセキュリティ企業のクラウドブリック株式会社(英文社名:Cloudbric Corp. 代表取締役:鄭 泰俊、http://139.162.127.206/jp)は3月30日、企業のWebビジネスを守るための5つの必須セキュリティ対策を単一の統合プラットフォーム上で提供すると発表した。サービス名も「クラウドブリック」から「Cloudbric WAF+」に変更する。
DXの進展やコロナ過によりビジネスを取り巻く環境が急変している中、企業を狙ったサイバー攻撃も多様化かつ高度化している。しかし、それぞれの脅威に合わせたセキュリティ対策を導入するにはかなりの時間やコストが必要で、環境の構築や運用に多大なリソースを要するため、様々なリスクを想定した上で自社環境に合った効率的なセキュリティ対策を講じる必要性が出てきた。
クラウドブリック株式会社は、セキュリティ人材の足りない企業向けに、それぞれのセキュリティ対策を別々に導入する必要なく統合サービスとして利用できる「クラウド型Webセキュリティプラットフォーム・サービス」を提供する。また、56ヵ国700,000サイトから収集した脅威インテリジェンスをCloudbric WAF+プラットフォームと統合し、脅威インテリジェンスの危険度スコアリングによる「脅威IP自動遮断機能」やスパイウェア、アドウェア、スパムボットなどの悪性ボットに対してユーザが自ら遮断を制御できる「悪性ボット遮断機能」を加え、更なるセキュリティ強化を図る。
2015年グロバールリリースしたクラウドブリックのWAFサービスは、2021年1月現在日本国内で6,550サイト以上の導入実績といった成果を上げ、年々急速な成長を続けている。日本・米国・韓国で特許を取得した自社開発の論理演算検知基盤エンジンに自ら攻撃・過剰検知を学習するAIエンジンが加わり、最新かつ高度の未知の脅威まで検知できる「WAFサービス」、L3/4/7に対し40Gbps規模の攻撃まで対応できる「DDoS攻撃遮断」、SSL更新や管理を必要としない「SSL証明書サービス」を提供してきた。
顧客は独立した環境にて構築されたCloudbric WAF+プラットフォーム上で、WAF、DDoS攻撃対策、SSL証明書サービス、脅威IP遮断、悪性ボット遮断など、企業向けWebセキュリティに必須となる5つの機能を統合的に利用できるようになる。当該サービスはクラウド基盤で提供されるためDNS設定変更のみで手軽な導入や運用が可能で、クラウドブリックのセキュリティ専門家による攻撃検知モニタリング及び分析を通じて顧客ニーズに最適化したセキュリティ運用ポリシー設定ができるため、社内にセキュリティ担当者がいなくても高度のWebセキュリティを導入できる。
クラウドブリック株式会社の代表取締役社長の鄭は、「一貫性のあるセキュリティポリシー及びマネージド型セキュリティ・サービスを提供するCloudbric WAF+は、 様々なサイバー脅威に直面している企業様の悩みを解決する統合的かつ効率的な対策になるだろう」とし、「今後は、クラウド&エッジコンピューティング技術に基づくエンドポイント及びIoTセキュリティサービスの開発に取り組み、クラウド基盤のセキュリティ・プラットフォーム・プロバイダーとしての立場を強固にするよう精進していきたい」と述べた。