WATTレポート(Web Application Threat Trend Report)はアジア・パシフィック地域のマーケットシェア1位を誇るWebアプリケーションファイアウォールの「WAPPLES」とクラウド型WAFの「クラウドブリック」を通じて収集された2020年1月1日から2020年6月30日までの検知ログをペンタセキュリティシステムズとクラウドブリック株式会社が共同分析した結果をまとめた最新Webアプリケーション脅威解析レポートです。
2020年上半期のWATTレポート、三つの注目ポイントをご紹介します。
1. 年2回発行でより早く最新の動向を提供
年に1回公開してきたWATTレポートを今年からは、上半期と下半期の2回にわたって発刊致します。継続的な研究と分析を通じて情報をアップデートし、最新攻撃動向をご提供させて頂きます。
2. グロバル規模で観測した攻撃動向を把握
今年からは、ペンタセキュリティのWAF「WAPPLES」の検知データに加え、全世界で利用されるクラウド型セキュリティ・プラットフォーム・サービス「クラウドブリック」の検知データも一緒にまとめて分析することになりました。より大容量かつ多様なデータを扱うことになり、ウェブ攻撃に対する予測精度を一段と向上させました。
3. 多様なカテゴリーに分けて分析、より豊富な内容を提供
「WAPPLES・クラウドブリック」の検知ルールに基づいて多様なカテゴリー別の分析結果を作成しました。検知ルール・国家・産業別など、各種のウェブ攻撃動向が 一目瞭然にした統計情報で掲載されています。今回「OWASP TOP 10別ウェブ攻撃動向」、「目的別ウェブ攻撃動向」を新しく追加し、更に多様な観点からの分析結果をご提供致します。特に、 全世界のセキュルティ専門家がセキュリティ脆弱性の診断基準と標準を確立するコミュニティー「OWASP」から発表される「OWASP TOP 10」を「WAPPLES・クラウドブリック」の分析結果を徹底比較して資料の信頼性をさらに高めました。
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