cloudbric - press release

クラウドブリック、エッジコンピューティング技術を用いたDDoS対策サービスを新リリース

情報セキュリティ企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳 貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、韓国本社、ヒューストン/米国法人)は10月6日、クラウド型WAF「クラウドブリック(Cloudbric、サービスサイト:http://139.162.127.206/jp)」において、DDoS(分散型サービス妨害)攻撃をより効果的に防御するためエッジコンピューティング技術を適用したセキュリティサービスを提供すると発表した。

情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威2020」によると、組織におけるセキュリティ上の脅威として「サービス妨害攻撃によるサービスの停止」がランクインしている。またIoTの普及につれ、IoT機器を踏み台とし、サービスやネットワーク、サーバーに悪影響を与える大規模DDoS攻撃の被害も第9位に報告されている。そのような状況で、企業や組織などでは、日々高度になっているDDoS攻撃に対して被害を予防する徹底した対策が求められる。

クラウドブリックはこれまで自社のWAF機能にCDNサービスを提供していたが、そこに全世界18ヵ国28ヵ所のリージョン基盤エッジコンピューティング技術を用いることでより一層強固なDDoS対策サービスを提供する。従来に比べ、10倍以上の速さで対応し1秒当たり最大65テラバイト(Tbps)規模の攻撃まで防御可能になる。毎年20%ずつ増加するマルチベクトル型攻撃(multivector)からSlowloris, RUDYなどのアプリケーション攻撃に至るまで、様々なパターンのDDoS攻撃に対応可能である。

ペンタセキュリティ日本法人代表取締役社長の陣は、「2015年からグローバルサービスを展開してきたクラウド型WAFのクラウドブリックは、全世界に設置されているエッジを通じてDDoS攻撃に対するインテリジェンスをリアルタイムに収集し分析を行っている」とし、「エッジコンピューティング技術を用いたクラウドブリックは、DDoS攻撃だけでなく、日々高度化・複雑化しているWeb脅威に対し先手を打てる根本的な予防策であり実用的な解決策になると期待される」と述べた。

IT&MARKETING EXPO 2020 バナー

■9月17日~18日■ 「IT&Marketing EXPO 2020」出展のお知らせ


この度、クラウドブリック(Cloudbric)は2020年9月17日(木)~18日(金)まで開催される日本最大級のオンライン展示会「IT&Marketing EXPO 2020」に出展致し、クラウド型WAFの「クラウドブリック(Cloudbric)」のご紹介及びオンラインセミナー動画を配信致します。

また、オンラインブースでは、弊社サービスに関するご質問やご相談などをオンライン通話にて対応致します。ぜひ弊社セミナー動画、およびオンラインブースにお立ち寄りください。

 

【オンラインセミナー】

◆テーマ:ビジネス継続性を考えた企業情報セキュリティとは ~セキュリティ導入時優先順位とクラウド型WAFサービスの必然性~

◆セミナー詳細:2000年Webを活用したビジネスの普及で代表されるWebBiz時代を経て2010年以降クラウドとIoTの時代を迎える昨今、企業にとって新しい経営脅威としてサイバー攻撃が取り上げれております。加えて不測のコロナ禍でのITシステム整備が急がれる中、セキュリティは、企業のビジネスと直結する要素になっています。但し、限られた予算、セキュリティの複雑さ、専門家の不在等により、セキュリティの導入を検討する際には、「選択と集中」の戦略が求められます。本セミナーセッションでは、企業様でのセキュリティ導入時の考え方として、「ビジネス継続性」に重点をおいた優先順位の観点からのセキュリティを概括し、この時代のセキュリティメソッドとして浮上しているWAF(Web Application Firewall)、そのWAFの中でもクラウド型サービスの必然性を説明しながら、選ばれる理由4Hを以てクラウドブリックを提案致します。

 

【イベント開催概要】

◆日時:2020年9月17日(木)、18日(金) 10:30〜19:00まで

◆入場料:無料

◆イベント情報:https://weblp.cloud-webexpo.com/visitor/marketing_expo2020

◆無料会員登録:https://weblp.cloud-webexpo.com/visitor/marketing_expo2020/register

【セミナーレポート】ポストコロナ時代、ビジネス継続性を支える考え方としてのセキュリティとは

2020年6月22日、大韓貿易投資振興公社(KOTRA) 東京IT支援センター主催の「第88回 Korea IT Cafe」にて、ペンタセキュリティシステムズ株式会社日本法人代表取締役の陳 貞喜(ジン・ジョンヒ)が「ポストコロナ時代、ビジネス継続性を支える考え方としてのセキュリティとは~求められている脱VPNと、セキュリティ課題への新たな取り組み方~」を主題として講演を行いました。今回は、そのWebセミナーの内容をまとめてご紹介させていただきたいと思います。

実はコロナ禍以前から、政府主導で働き方改革の一環としてテレワークが推進されてきました。遅々として進まなかったのですが、コロナをきっかけにリモートワークや在宅勤務など、従来と違った形の柔軟な勤務形態が急速に普及しています。そしておそらく、コロナが終息しても、そのまま新たな働き方は当然のように定着していくでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=LL-FyUslqXQ&t=752s

セミナー資料のダウンロードはこちら

 多くの企業ですでにテレワークを導入されている、もしくは導入を検討されていると思いますが、テレワークのためのソリューションといえばVPNをイメージする方が多数おられると思います。しかし、VPNもまた、決して安全だとは言い切れません。コロナがもたらした大規模なテレワークとともに、VPNによる様々な問題が浮き彫りになってきており、もはや今は「脱VPN思考」が求められているのです。

その理由の一つ目は、VPNの渋滞問題です。

VPNを経由して社内ネットワークに入ろうとする利用者の急増に伴い、ボトルネックが発生し、渋滞が起きる可能性が高まります。また、VPN環境を構築するにはVPNゲートウェイを企業側のネットワークに設置し、またユーザのPCにもVPNクライアントなどソフトウェアをインストールする必要があります。つまり、利用者急増に伴う処理能力の限界やシステム管理時の負担など、 ITシステム担当者側の負担がかなり増加しかねません。

二つ目は、セキュリティ問題においてVPNのみでは不十分であることです。

セキュリティにご興味のある方なら、よく耳にする言葉だと思いますが、「Zero Trust Model」という概念があります。Zero Trust Modelは内部・外部すべてが信頼できない危険な状態だと認識することを意味します。だからこそ、システムの外・内部を問わず、全領域にセキュリティを適用すべきだということになります。VPNの場合、社内システムの外側のみにセキュリティを適用しているため、システム内部に潜んでいるかもしれない脆弱性への対応までは保証できかねます。Zero Trust Modelに基づいたセキュリティ対策への取り組みが必要だということです。

クラウドブリック株式会社は、外部から社内に安全にアクセスできるテレワーク・セキュリティ・ソリューション「Cloudbric Remote Access Solution」をリリースしました。VPNを構築せず企業システムにアクセスできるSaaS型テレワークプラットフォームであるため、追加のインストールなしに、DNS情報変更のみで簡単に導入できます。また、同時接続者数の増減による処理能力を調整できるため、VPNの渋滞問題を解決し、システム管理時の負担をも軽減させます。セキュリティの面では不正侵入防御、2FA認証、トラフィック・モニタリング機能という3つのセキュリティ対策を提供し、テレワーク環境を安全に保護します。あらゆる脆弱性にさらされているテレワーク環境だからこそ、「脱VPN思考」に基きセキュリティを最優先に考慮した上で、テレワーク対策に向けて取り組んでいただけたらと思います。

セミナーの内容を簡単にまとめてみましたが、いかかでしたか。Cloudbric Remote Access Solutionは10月7日まで、3か月間無料でご利用いただけますので、ご興味のある方は、ぜひお試しいただけたらと思います。また、ご相談や質問なども、お気軽にお問い合わせしてください。

seminar

■6/22(月) Webセミナー■ 「脱VPN、全社員在宅勤務の切り札、ゼロトラスト」開催のご案内

新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークが普及しました。ポストコロナ時代では、常時テレワーク化が求められ、VPN渋滞とセキュリティが問題となります。20年以上の実績をもつ韓国セキュリティ専門企業が解決策を提案いたします。

テーマ
ポストコロナ時代、ビジネス継続性を支える考え方としてのセキュリティとは
~求められている脱VPNと、セキュリティ課題への新たな取り組み方~

日時:2020年6月22日 16:30~17:30(16:10から接続開始)

場所:オンライン
※ライブ配信で行われます。

参加費:無料

内容

  1. コロナがもたらした働き方改革の加速化
  2. ポストコロナ時代企業の課題とは
  3. なぜ、脱VPN? 渋滞問題とVPN越しのゼロセキュリティ問題
  4. ゼロトラストの概念と、CRAS(Cloudbric Remote Access Solution)
  5. セキュリティにおける企業のアカウンタビリティ

主催:大韓貿易投資振興公社(KOTRA) 東京IT支援センター
お申し込み:こちらからお申し込みください。
※ お申込みいただいた方に、ライブ配信のURLをお送りします。