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SSLとは?Webサイトのセキュリティを強化できる仕組みと設定方法


インターネット上でサービスを提供する場合、悪意ある第三者から顧客の個人情報を取られたり、情報を改ざんされたりして、企業と利用者の双方が損害を受ける可能性があります。

そうしたリスクの低減のためにSSL導入を検討する企業は多いものの、TLS・HTTPSとの違いやSSL証明書など、わかりにくい点が多いことから導入が進まないケースも見られます。そこで本記事では、SSLとは何かをわかりやすく解説したうえで、SSL導入に役立つ情報を多数紹介します。

 

SSLとは?基本的な仕組みとセキュリティへの効果

SSLとは「Secure Sockets Layer」の略語であり、インターネット上で行われる通信を暗号化する仕組みです。

たとえばインターネット上で、自社のサービスに顧客が名前や住所を書き込む必要があるとしましょう。SSLなどのセキュリティが導入されていない場合、悪意のある第三者は容易に顧客の個人情報を盗み見ることができ、情報を改ざんされてしまうこともあり得ます。

一方、SSLを導入していれば、データの改ざんやなりすましによる被害のリスクを減らせるため、企業側は安心してサービスを提供できます。顧客側も個人情報を取られたり、改ざんによる被害を受けたりせずに済みます。

 

SSLとTLS・HTTPSの違い

インターネット上の通信で起こり得る、なりすましや改ざん、盗聴などのリスクを低減する仕組みとして、TLSやHTTPSもあります。以下では、SSLとこれらの違いを解説します。

 

・SSLとTLSの違い

SSLは、インターネット上の通信における安全性を高める仕組みですが、利用される中でいくつかの脆弱性が発見されました。TLS(Transport Layer Security)は、このSSLの脆弱性を改善した後継プロトコルです。

SSLとTLSは、専門的に見ると暗号形式やメッセージの認証方式に違いがありますが、原理や仕組み上の違いはほとんどありません。ただ、SSLの脆弱性はTLSで改善されていることから、2025年現在すでにSSLは使用されなくなり、TLSに置き換わっています。しかし、「SSL」という名称が広く浸透していたため、実際にはTLSを使っているにもかかわらず、一般にはSSLと呼ばれたり、SSL・TLS、またはSSL/TLSと表記されたりしています。

TLSは1999年にTLS1.0がリリースされ、その後1.2、1.3とバージョンアップするごとに暗号化アルゴリズムは強固になり、脆弱性も改善されています。

 

・SSLとHTTPSの違い

HTTPSをわかりやすく解説するために、まずHTTPについて言及します。HTTPは「Hyper Text Transfer Protocol」の略語で、ホームページを表示するための通信規格です。

そしてHTTPSは「Hypertext Transfer Protocol Secure」の略語であり、SSLによって安全性を高めたHTTPです。HTTPは、SSLやTLSのように暗号化処理が施されていないので、悪意ある第三者に情報を盗み見られるリスクがあります。一方、HTTPSはSSL/TLSの技術を使って暗号化が行われるので、盗聴などのリスクを大きく低減できます。

HTTPSは安全性の確保に配慮されていることから、SEOにも好影響を与えるため、サイトを管理する企業にもメリットがあります。

 

SSL証明書の種類

SSL証明書(SSLサーバー証明書)とは、Webサイト運営元の実在を証明する電子的証明書です。SSL証明書の発行には審査があり、発行されるまでに数日かかるので、必要な場合は時間に余裕をもって申し込みを行いましょう。

SSL証明書は、認証レベルと保護できるドメイン数で分類されます。

 

・SSLの認証レベルの種類

SSLを認証レベルで分類する場合、以下の3種類に分けられます。

  • ドメイン認証型(DV:Domain Validation)
    ドメイン名の利用権があり、個人事業主の取得も可能です。また、安価で発行が早いなどのメリットもありますが、認証レベルはほかの2種類より低めです。
  • 企業実在認証型(OV:Organization Validation)
    ドメイン名の利用権があり、サイトを運営する組織の法的実在性を証明できます。証明書情報に企業名を記載できるので、Webサイトの信頼性向上に役立ちます。認証レベルはドメイン認証型より高く、EV認証型より低めです。
  • EV認証型(Extended Validation)
    ドメイン名の利用権があり、サイトを運営する組織が法的にも物理的にも実在することを証明できます。証明書情報に企業名を記載でき、世界基準の審査を必要とするので、3種類の中で最も高い信頼性をもちます。

 

・保護できるドメイン数による種類

SSL証明書は、保護可能なドメイン数によっても分類されます。

  • シングルドメインSSL証明書
    名称の通り、ひとつのドメイン上に存在するすべてのページを保護します。ただし、サブドメインの保護はできません。
  • ワイルドカードSSL証明書
    ひとつのドメイン上に存在するすべてのページを保護するうえ、関連するすべてのサブドメインの保護も可能です。
  • マルチドメインSSL証明書
    複数のドメインの保護が可能ですが、関連するサブドメインの保護はできません。

 

企業向けに適したSSL証明書の選び方

SSL証明書を認証レベルで検討する場合、サイトの規模や用途によって検討する必要があります。

ドメイン認証(DV)は、無料で証明書を発行できる場合があり、費用がかかってもほかの認証レベルより安価です。また、1か月単位での契約も可能なので、手早くSSL暗号化を行いたい個人事業主や、小規模のサイトを運営する企業に向いています。

一方、顧客データを扱うサイトや大規模なサイトを運営したり、サイトの信頼性を重視したりする場合、費用や審査の手間はかかるものの、企業認証型(OV)かEV認証を選択することを推奨します。

 

SSLの導入と設定方法

SSLを導入する際には、以下の手順が必要です。

  1. CSR(Certificate Signing Request)と呼ばれる署名リクエストを作成する
  2. 認証局にSSL証明書の申請を行う
  3. 認証手続きを実施する
  4. 審査や認証の終了後、SSL証明書が発行されたらインストールを行う

また、SSLの導入に際しては、CDN(Contents Delivery Network)やレンタルサーバーを使う手もあります。CDNを利用すると、Webコンテンツの配信効率が上がるほか、大容量の動画を配信する場合やアクセス集中時にも速度の低下が起こりにくいなど、多くのメリットを得られます。一方、レンタルサーバーを利用すると、サーバーをレンタルする企業のサービスを利用できることがメリットです。

なお、HTTPSのリダイレクト設定を行うと、HTTPにアクセスしたユーザーをHTTPSに転送できます。リダイレクトを行う場合、FTPソフトで.htaccessをダウンロードし、.htaccessに必要な記述を追加します。その後、FTPソフトで.htaccessをサーバーにあげれば作業完了です。

さらに、SSL導入後に混在コンテンツ(Mixed Content:SSLと非SSLが混在する状態)が発生した場合、Google ChromeであればChromeデベロッパーツールで該当箇所のHTMLを修正すれば、問題を解消できます。

 

SSL証明書の更新・管理のポイント

SSL証明書は、有効期限を過ぎるとサイトの安全確保ができなくなり、サイト閲覧ができなくなります。すると利用者が離れ、SEOの評価も下がってしまいます。そのため、SSL証明書が期限切れにならないようにすることが重要です。

SSL証明書の更新は、期限切れになる90日前から30日前まで可能なので、この期間に入ったら早めに更新しましょう。更新切れを避けるためには、スケジューラーなどで管理する方法もありますが、証明書の機能を使って自動更新することを推奨します。

また、SSL証明書のエラーには、期限切れのほかに設定不備や証明書の失効、証明書のドメイン名(またはホスト名)とコモンネームの不一致、混在コンテンツや危険性があるサイトに対する警告などがあります。各エラーや警告に対してはブラウザごとに対応が異なるので、使用するブラウザごとに対応を確認してください。

 

SSL証明書の改ざんリスク

SSLは、インターネット通信時の改ざんやなりすましなどを暗号化によって防ぎます。しかし残念なことに、どんなセキュリティ対策でもひとつの手法ですべての悪意に対応するのは困難です。たとえば、SSLのプロトコルに脆弱性があったり、SSL証明書自体が改ざんされたりするリスクもあり得ます。

そのため、SSLと併用してWAF(Web Application Firewall)を導入することがおすすめです。WAFは、Webアプリケーションの脆弱性を攻撃するウイルスやマルウェアへの対策として有効であり、SSLと併用することで安全性を強化できます。

 

最新のSSL技術

インターネット上の通信では、盗聴やなりすまし、改ざんなどによって、サイト運営者や利用者に被害を与える悪意ある存在が後を絶ちません。一方で、安全性の向上を目指す側も、常に新たな技術を生み出し続けています。

たとえば、TLSは1999年に1.0がリリースされて以来、1.2、1.3と進化を続けています。TLS1.3では、1.2より高速処理ができるようになり、脆弱性も改善されました。

しかし、2025年現在まだ登場していない量子コンピュータが使えるようになると、現在の暗号化は簡単に解読されると言われています。現時点ではまだ実現していないものの、将来的なリスクとして、量子コンピュータ時代にも対応できる暗号技術の開発が求められています。

 

まとめ

インターネットで通信を行う場合、盗聴やなりすまし、改ざんのリスクがあるため、SSLによる暗号化の技術が必須となっています。

SSLは認証レベルによっていくつかの種類に分かれ、手軽で安価なものから、高い認証レベルをもつものまで存在します。自社の目的やセキュリティ要件に応じて、適切なSSLを選定することが重要です。また、SSLの暗号化技術でもすべての攻撃に対応できるわけではないため、WAFの併用などでより高い安全性を確保することが推奨されます。

WAFの導入を検討するのであれば、シグネチャ方式とロジックベースの併用で安全性を高めた「Cloudbric WAF+」がおすすめです。「Cloudbric WAF+」については以下のサイトで詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

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Webサイト最適化:表示速度とセキュリティを両立する5つのコツ

Webサイト最適化:表示速度とセキュリティを両立する5つのコツ

Webサイト運営はもはやビジネスにおいて欠かせないものとなってきました。最近は、HTMLやCSSといった専門的な知識がなくても、様々なCMS(Contents Management System、コンテンツ・マネジメント・システム)ツールを利用することで、誰でも簡単にWebサイトを構築できます。潜在顧客を発掘するチャンスを無駄にしないためには、Webサイトを作る際に「Webサイトの表示速度」と「セキュリティ」の両立を考慮することが重要です。これらはSEO的にもGoogleの検索順位を上げる重大な要因となります。本日はWebサイトの表示速度とセキュリティを両立できる5つの方法について説明していきたいと思います。

 

1.画像及びメディアファイルの最適化

Webページを構成するデータの中で最もデータ量が多いのが画像データです。http archiveによると、動画はWebページの重さの平均25%を占めています。画像サイズが大きいほどWebページの表示速度が遅くなるため、Web用に画像最適化を行うことが重要です。Webサイト速度の改善につながる画像及びメディアファイル最適化方法について説明します。

  1. 画像を保存する形式としてよく使われるのは「JPG」と「PNG」です。それぞれ特徴はありますが、一般的にPNGよりJPGの方が軽量なので、なるべくJPGで保存するのがおすすめです。
  2. GIFは容量が大きいため、ページロードに時間がかかります。形式を変更し容量を小さくするか、または控えた方がいいでしょう。
  3. HTML上で画像の直接横幅と縦幅を設定するより、画像をWeb用のサイズに変更してから保存した方がWebサイトの最適化に役立ちます。
  4. 画像や動画などをサーバに直接保存するより、YoutubeやSlideshareといった共有サイトにアップロードし、コンテンツシェア機能を活用することもおすすめです。

 

2.専用ホスティングを利用する

Webサイトオンライン上で公開するために使われる「ホスティングサービス」。ホスティングの種類には複数のユーザが1つのサーバを共同で利用する「共有ホスティング」、1ユーザーで1つのサーバを専有している「専用ホスティング」があります。共有ホスティングは専用ホスティングに比べ、運用コストが低いかもしれませんが、予想外の費用が掛かる可能性もあります。その費用とは潜在顧客を獲得するのにかかる費用のことを言います。

同じサーバー内の他のユーザの利用量が増え高負荷状態になったり、多数のアクセスが発生するサイトが存在すると、別のユーザまで速度低下になってしまう場合があります。

潜在顧客の多くがWebサイトを通じて資料調査などを行うといった調査結果もありますので、サーバーに障害が発生することは潜在顧客を失うことと言っても過言ではありません。専用ホスティングを利用することでこのような問題を防げます。

 

3.Webサイトを常時SSL化する

SSL(Secure Sockets Layer)とは インターネット上でのセキュア通信のための通信プロトコルのことです。常時SSL未対応のWebサイトの場合「http://」から始まり、SSL化されたWebサイトはSecure(セキュア)を意味する「S」が加わり、「https://」から始まります。HTTPSが通信速度が低下させるといった話がありましたが、それは昔の話で、「HTTP/2」という通信方法に高速化になってきています。これは、Webページのデータをサーバーから取得するための技術で、容量の大きなデータやWebページを速やかに表示させます。

 

4.CDNを使用する

CDN(Content Delivery Network、コンテンツデリバリネットワーク)とはWebコンテンツをインターネット経由で配信するために最適化されたネットワークのことを言います。CDNを使用することによってサーバーが不安定になる可能性が減るため、速度を改善することができます。CDNはユーザに最も近い所にあるキャッシュサーバーからデータを配信する仕組みで、データのダウンロードが安定され、Webページの表示速度が速くなります。さらに、CDNはサイバー攻撃、特にDDoS攻撃からWebサイトを守るセキュリティ対策にもなります。

5.WAF(Webアプリケーションファイアウォール)を利用する

限られた予算で専用ホスティングを利用することが不可能であれば、WAFを導入することで速度とセキュリティを両立できます。一般的にWAF導入はWebサイトを安全に保護するセキュリティ対策として考えられていますが、どのように速度を上げることができるのでしょうか。スパムボット(Spambot)と悪意のある攻撃をフィルタリングしないとWebサイトのサーバーリソースが過度に消費され、Webサイトの全般的な速度とパフォーマンスの低下につながります。しかし、WAFを導入すると確認されたトラフィックのみ通過させ、セキュリティと速度の両立が実現できるということです。

Webサイトのパフォーマンスとセキュリティがお客様の信頼を得ることにつながります。Webサイトを構築する際にはWebサイトの表示速度とセキュリティを考慮したうえで適した最適化方法を選ぶ必要があります。画像の最適化、専用ホスティングの利用、常時SSL化、CDNの使用、WAF導入に至るまで、様々なWebサイト最適化方法を適用していきましょう。

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様々な課題を解き明かす解決者、クラウドブリック

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サイバー攻撃(業種別事例)

会員の個人情報・クレジットカード情報のデータベースをハッキングして情報を盗み取っていた以前とは異なって、昨今のサイバー攻撃は多様な形でWebサイトに被害を及ぼしています。

普通のホームページからフィッシングサイトに誘導して個人情報や決済情報を入力させたり、決済段階でフィッシングサイトに誘導して2回決済させるなど、単純に情報データベースを盗み取るだけではなく、ユーザが直接個人情報を入力するように誘導する巧妙な手法を使い始めました。

このようなサイバー攻撃は、個人に被害を与えるだけではなく、該当サイトの信頼度を低下させてハッキング被害に遭った企業が顧客に補償をしなければいけないなど、企業に甚大な損害を与えています。
クラウドブリックのWAFは業界最強の防御力を誇っていて、お客様の様々な課題を解決しております。

1.オンラインショップ

オンラインショップは個人情報及び決済情報を多数収集している為、攻撃対象になりやすいです。

実際、サイバー攻撃を受けたサイトの大半はオンラインショップであり、よくニュースで被害事例を見かけます。オンラインショップは情報を入力する部分の暗号化が特に重要であり、規模が大きくない企業が運営する場合が多いのでセキュリティに投資出来る費用が少ないという課題を持っている場合が多いです。

クラウドブリックは全てのページを暗号化する常時SSLを無料提供していて、適用・更新も無料代行しています。また、事前に決められた金額で月額決済が出来るので少額の初期費用・運用費用で高性能WAFを適用出来ます。

2.メディアサイト

個人情報及び決済情報が比較的に少ないメディアサイトの場合、該当Webサイトが持っている情報自体を狙った攻撃が多い傾向があります。

リサーチ資料・競合企業の技術関連情報などを窃取したり、悪意を持って削除したりする攻撃がよくあります。また、多数のゾンビサーバを用いてWebサイトに負荷を与えるDDoS攻撃が発生する事もあります。その為、メディアサイトは情報暗号化と共にDDoS対策が必要になります。

クラウドブリックはSSLのみならずDDoS攻撃対策も無料オプションとして提供しています。

急上昇したトラフィックが攻撃なのか実ユーザのアクセスなのかを把握して適切な対応をする事で、ユーザのWebサイト利用満足度を高めています。

3.非営利機関

信頼性の高い非営利機関のホームページの場合、DDoS攻撃の土台として利用されたり改ざんされたりする事例が増えています。

Webサーバに不正アクセスして他サイトを攻撃するよう操ってサイバー攻撃の加害者にさせたり、全く違うページが出力されるように改ざんしてサイト運営を妨害したり、様々な被害事例が発生しました。このような攻撃を防ぐ為には不正アクセスを防止する事が大事です。

クラウドブリックはロジックベース検知エンジンを搭載している為、今までなかった新しい攻撃も的確に検知し、Webサイトを不正アクセスからより安全に保護しています。

貴社の課題は何ですか?

クラウドブリックのWAFはWebサイトの規模・業種に関係なく全ての課題を解決させて頂きます。

今すぐご相談ください。1か月間無料トライアルも可能です!

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常時SSL・部分SSL、どちらをご利用中ですか?

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クラウドブリックの調査によると、国内各県の公式サイト47カ所中28カ所は部分 SSL を、19カ所は常時SSLを適用中であり、大半のサイトが部分SSLを適用していました(2018年10月基準)。このようなサイトのみならず、日本の多くのWebサイトが部分SSLを適用しています。

常時SSLと部分SSLの違いは何でしょうか。また、どちらの方がWebサイトのセキュリティにとって良いのでしょうか。今回はSSLの適用範囲についてご説明いたします。

₋SSLとは

SSLとは、Webサイト訪問者とWebサーバ間の通信を暗号化する為にWebサーバに保存すべき証明書です。

SSLを使用せずにHTTP通信を行ったらサイト訪問者とWebサーバ間の通信が第三者に露出されてしまう恐れがあります。特に、個人情報やクレジットカード情報などを収集するWebサイトではSSLの適用が必須で、大半のサイトがその必要性を認知して適用しています。

₋SSLの適用範囲と現況:部分/常時

SSLはサイト全体に適用出来る常時適用と、個人情報などを入力するページのみ適用する部分適用があります。サイト全体にSSLを適用する場合、メインページを含むすべてのページがhttpsに表示されてURLの隣に錠マークが表示されます。2018年7月にリリースされたGoogle Chrome 68からは、全HTTPページに警告ラーベルが表示されるようです。Googleは常時SSLを促進しており、HTTPページには常に警告表示が出されます。

₋部分SSLの盲点

SSLの部分適用ページに警告表示を出すのはなぜでしょうか。

まだ多くの方々がSSLは個人情報保護の為に適用すべきだと考えています。ですので、会員登録・ログイン・お問合せなどのページのみSSLを適用する場合が多くみられます。

しかし、SSLは暗号化を通じて改ざんを防止し、フィッシングサイトへの誘導を防止する機能もあり、SEO対策にもなるので、Webサイトの信頼性及び安全性を高めます。また、SSLの属性についてきちんと把握せずに部分SSLを適用したら設定に誤りがあったりして機能を果たせない場合もあります。

-常時SSLに対する誤解

常時SSLはよく「Webページの速度が遅くなる」、「費用が高い」、「導入が複雑で難しい」と誤解されています。

サーバに負荷が生じてアクセス速度が遅くなるのでは、とよく言われていますが、以前のSSLとは異なって現在使用されているSSLは速度の差がほぼ生じません。

また、費用面においては、もちろん高額のSSLもありますが、Webページの改ざん・個人情報流出などによる被害が発生してSSL導入費用の何倍以上の被害額が生じる事を想定したら大きい負担とは言い難いはずです。

trust

-常時SSLの利点

常時SSLは保護が必要な各ページにSSL適用の作業をしなくてもいいので、不必要なリソースの無駄遣いを防げますし、一度に適用して統合管理する事が可能です。そして、何より良いことは、Webサイトの信頼度及び安全性が高まってSEOも良くなることです。
Googleは2014年からSSLの適用可否を検索結果露出順位の測定方法に含むなど、SSL適用を促進しています。

ssl

-結局選択すべきなのは?

Webサイトのパフォーマンス・費用・導入過程の全てを考えたら、結局選択すべきなのは常時SSLです。CloudbricはIDソリューション分野のグロバールリーダーであるIden Trustから認証を貰ったLet’s Encrypt証明書を無料で提供しております。

また、WAFを導入するだけでSSL証明書を自動発行するのでとても簡単に適用できます。

また、3か月に一回行わなければならない更新も自動適用出来るようサポートしています。

まだSSL証明書を導入していなかったり、部分SSLを適用しているのであれば、常時SSL導入をご検討するのは如何でしょうか。
Webサイトを安全に保護する為の第一歩になります。

NICTER

Webサイトを守る最も安全な方法

賢い WAF製品 の選び方


NICTER(国立研究開発法人 情報通信研究機構)が発表した2017年観測レポートによると、2017年に30万IPを対象に観測を実施した結果、約1,500億パケットが観測されてIP当パケット数は約56万に至りました。

これは2016年に比べて約1.2倍の増加になります。

Report

(NICTER観測レポート2017,NICTERサイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室,2018,http://www.nict.go.jp/press/2018/02/27-1.html)

このように、Web攻撃は毎年増加していてその攻撃方法も多様になっています。これによって、多くの企業がWAFの必要性を認識して各社の基準に合うWebセキュリティサービスを導入しています。数多くのWAFサービスの中でどのサービスを選択すればいいのか悩んでいる方々の為に、今回はクラウドブリックを選択すべき理由を3つの側面からお話しさせて頂きます。

【機能面】

今まで受けた攻撃のパターンをデータベース化して該当する攻撃を受けた際に防御する事を「シグネチャ型WAF」といい、大半のWAFサービスがこの方式を採用しています。

企業で直接データアップデートをしなくてもいいので社内業務負荷が軽減し、様々な攻撃パターンに備える事が出来るのがポイントです。
しかし、今まで一度も無かった攻撃は防御出来なくて、データベース肥大化によってパフォーマンス鈍化や過剰検知などが発生して誤検知率が増加する恐れがあります。

Cloudbric WAF

このような問題を解決する為、クラウドブリックのWAFは自社独自開発のロジックベース検知エンジンを搭載して攻撃のパターンだけではなく属性まで把握して、今まで無かった攻撃を防御出来るようにしました。

この機能によって誤検知率が低くなり、Webサイトユーザが比較的にストレス無くサイトを利用出来てユーザの離脱を防止出来ます。
該当技術は日本/韓国/米国で特許を取得しました。

【運用面】

クラウドブリックのWAFは顧客専用サービス環境を構築してカスタマイズされたセキュリティ政策で運営出来ますし、DNS変更だけでWAFの導入が出来るので現在使用しているシステム環境を変更しなくても利用可能です。
また、維持においても素早い対応で社内リソース負担を減少させ、社内業務過負荷を防止出来ます。

Console

そして、クラウドブリックの紹介で外せない機能の一つに「ダッシュボード」があります。
インターネットが使用出来る環境であればいつどこでもWebサイトの管理現況を確認出来て、WAFに関する知識があまり無い方でもすぐ把握出来る見やすい画面構成になっています。

この点はWebセキュリティ状況を可視化して社内セキュリティ意識を高めるだけではなく、クライアントに可視化されたセキュリティ状況を提示して信頼度を高める事も出来ます。

【費用面】

今までWAFは高価のハードウェアと維持費用の負担により大手企業のような費用負担が可能な企業のみ導入出来るサービスでした。
しかし、クラウドブリックのWAFはハードウェアが必要ないクラウド型WAFであり、月別支払いが可能なリーズナブルな価格政策を提供していて、スタートアップ企業や中小企業も少ない費用でご利用されています。

Price

また、SSL(Let’s Encrypt)及びDDoS防御などのオプション機能を無料提供して、簡単な予算案の作成を手助けしています。他にもOWASP主要脆弱点Top10対応・既存SSL適用可能などの様々な長所を持っているクラウドブリックのWAFは、簡単に高い技術力のWebセキュリティを適用するに最適なサービスです。

このページをお読みになってクラウドブリックのWAFを利用してみたいと思いましたら以下のリンクにてお問い合わせください。

現在利用中のWAFの評価とクラウドブリックのWAFの体験を無料でご利用頂けます。